ドイツ旅行に行ったら、立ち寄ることの多いフランクフルト。
大都会のフランクフルトから少し足を伸ばせば、かわいい町や面白い街が目白押し!
半日の空き時間でも行けるデイトリップ先から、1日満喫したい街まで。いろいろ取り揃えましたよ~!
ぜ~んぶ、私が行ったところなので、率直な感想付きです。
フランクフルトからデイトリップにおすすめのチケットについては別記事にまとめています。

Contents
- 1 一日満喫したい日帰り先
- 2 半日時間があれば行ける町
- 2.1 リンブルク(Limburg an der Lahn)
- 2.2 イトシュタイン(Idstein)
- 2.3 エルトフィレ(Eltville)
- 2.4 バッハラッハ(Bacharach)
- 2.5 リューデスハイム(Rüdesheim am Rhein)
- 2.6 ブラウンフェルス(Braunfels)
- 2.7 ヴェッツラー(Wetzlar)
- 2.8 ヘルボルン(Herborn)
- 2.9 ディレンブルク(Dillenburg)
- 2.10 ゲルンハウゼン(Gelnhausen)
- 2.11 ビューディンゲン(Büdingen)
- 2.12 ハーナウ(Hanau)
- 2.13 ミルテンベルク(Miltenberg)
- 2.14 ミヒェルシュタット(Michelstadt)
- 2.15 ヘッペンハイム(Heppenheim)
- 2.16 ヴァインハイム(Weinheim)
- 2.17 フロイデンベルク(Freudenberg)
- 2.18 アルスフェルト(Alsferd)
一日満喫したい日帰り先
まずは、1日かけて観光したい、大きめの街を紹介します。
どの街もフランクフルトから鉄道で乗り換えなく行けるので、海外旅行初心者さんにも安心。
- マールブルク →詳細
ドイツの公共交通機関を使うときに便利なアプリやサイトは別記事にまとめています。

マールブルク(Marburg)


メルヘン街道沿いの大学都市。
丘に広がる旧市街には美しい木組みの建物が連なり、歴史あるお城や大学、グリム童話のモニュメントなど、誰が行っても楽しめる要素がいっぱい。

ハイデルベルク(Heidelberg)


ハイデルベルク城やハイデルベルク大学が有名な街。
しっとり石畳の、落ち着いた旧市街を歩くだけでも楽しいし、丘の上からセピア色の街を見下ろすのもオススメ。
マインツ(Mainz)


フランクフルトの隣街、郊外に位置するマインツ。
歴史的に教会の力が強かった街なので、ぜひ行っていただきたい教会が複数あります。
フランクフルトよりも安価で、交通面で便利な宿泊先としてもオススメです。

半日時間があれば行ける町
2時間程度の短時間観光で充分な小さな村もあれば、半日じっくり観光したい町も。
1日空き時間があれば、いくつかまとめて周れるので、田舎町周遊がおすすめです!
リンブルク(Limburg an der Lahn)


ラーン川の川辺に築かれた旧市街には小さくてかわいい家々が建ち並んでいる。
私的な小さな町ランキングではかなり上位に食い込んでくるお気に入りの町。
次に紹介するイトシュタインと合わせて周るのが効率的ですし、規模的にも最適です。

イトシュタイン(Idstein)


建物のかわいさの偏差値が高すぎるイトシュタイン。
本当に小さな町なのに、お城もあるし、塔もあるし。まるで絵本の世界のよう。
とはいえ、あまり観光地化されていないので、お土産屋さんや雑貨屋さんのようなウィンドウショッピングが楽しめるお店はほとんどありません。

エルトフィレ(Eltville)


ライン川のほとりにある小さな小さなバラの町。
バラの季節には有名なバラ園だけでなく、町中に咲き誇ります。
有名なライン川下りに行く道すがら立ち寄れる立地なので、バラの時期にドイツに行かれる方は短時間でも寄ってみてくださいね。

バッハラッハ(Bacharach)



円錐屋根の壮麗なお城が見下ろすワインで有名な町。
このお城、シュターレック城は安くで宿泊できるユースホステルになっていて、予算がない旅人でもお城に泊まるという貴重な体験ができます。
お城の敷地には宿泊者じゃなくても入ることができるので、立ち寄って、お城見学とライン川の雄大な景色を堪能できます。
リューデスハイム(Rüdesheim am Rhein)



ライン川クルーズのはじまりの町として立ち寄ることが多い町。
町自体もワインやツグミ横丁、ブドウ畑を見下ろすゴンドラなど見どころが多くあります。
ブラウンフェルス(Braunfels)


今でも人が住むお城の見学ができる、ブラウンフェルス。
電車とバスの乗継が必要になるので、アクセス難易度が少々高め。
歴史好きさんなら絶対楽しめることでしょう。(私はめっちゃ楽しかった)

ヴェッツラー(Wetzlar)


ウロコ壁や木組みの家が建ち並ぶ旧市街が素敵な町。
紺色が多く使われているからか、落ち着いた雰囲気があります。
少し規模が大きめの町なので、お店やレストラン、カフェなどもたくさん。
町歩きだけではなく、ショッピングやカフェやレストランでの休憩も楽しめます。

ヘルボルン(Herborn)



旧市街には近代的な建物が全然建っていなくて、どこを見ても、どこを写真におさめても、絵になる世界が広がっていました。
あまりにもカッコいい建物ばかりで、「やばいやばいやばいやばい…」と私のテンションが壊れてしまいました。
私的にお気に入りのかなり上位に入る町。

ディレンブルク(Dillenburg)



オレンジ公ウィレム1世が生まれた城がある町、ディレンブルク。
町の向かい側にある丘からはお城と旧市街がきれいに見渡せます。
旧市街の町並みとしては隣町のヘルボルンの方が好きでした。
ゲルンハウゼン(Gelnhausen)


立派な教会があって、お城の遺跡があって、木組みの家が並んだ旧市街があって。
なんともバランスのいい観光ができる町。
ドイツにわたって、初めての小さな町観光をしたのがここだったので、ドイツの町に免疫がなく、めちゃくちゃかわいいにあてられました。

ビューディンゲン(Büdingen)


ビューディンゲンにはドイツで最古の町並みが残っているのだそう。
旧市街はまるでテーマパークのようにひとつの完成された世界。
ゲルンハウゼンから鉄道ですぐなので、ぜひ両方巡ってください。
後悔はさせません。
私の中でかなりお気に入りの町です。
行きにくいけど、ぜひ行ってほしいなあ。

ハーナウ(Hanau)


グリム童話で有名なグリム兄弟が生まれた街。
とはいえ、彼らの生家が残っているわけではありません。広場に銅像があるくらい。
郊外のフィリップスルーエ宮殿は豪華なお城見学ができるので、気になる方は行ってみると良いですよ。

ミルテンベルク(Miltenberg)




フランクフルトから訪れるにはちょっと遠いんですが、ドイツ人にかなり人気のある町です。
立派なお城や歴史的な旧市街、いくつかの門が残っています。
無料で見学できる薬学博物館があったり、老舗のビール醸造所があったり。楽しみ方はさまざまです。
ミヒェルシュタット(Michelstadt)


とってもかわいい旧市庁舎が町の自慢。
しかし、一般公開はされていません。残念です…。
クリスマスマーケットがかなり評判がいいので、この時期にドイツに行ったら、ぜひ立ち寄ってみてください。
町自体は小さくて、2時間くらいの観光で充分まわれます。
ヘッペンハイム(Heppenheim)




本当に小さな町。
可愛すぎる市庁舎がある広場を歩き、立派な教会をのぞき、小路を散歩する。
それくらいしかすることがないのに、それが楽しい。
町の横にそびえる丘の上には古城を利用したユースホステルがあります。
ヴァインハイム(Weinheim)



二つの丘にそれぞれ古城が建っている、お城とともにある町。
ドイツ人観光客が思った以上に多くて、人気のある町みたい。ちょっとビックリしました。
町の中にもお城があって、そこは市庁舎として現役。
お城の裏庭と隣には植物園があります。どちらにもとても美しく花々が咲き誇っていて、そして、どちらも無料で鑑賞できました。
フロイデンベルク(Freudenberg)



白黒のシックな家々が並ぶ景色が壮観なフロイデンベルク。
この景色をうつした写真、一度は見たことがあるのでは?
アクセスが悪いわりに、観光地というほどお店があるわけでも、レストランがあるわけでもないので、車で近くを走るなら立ち寄ってもいいかな。という感じのオススメ具合です。
アルスフェルト(Alsferd)


とんがり屋根のかわいい市庁舎が町の中心にある、小さな小さな絵本の世界。
日本人観光客はおろか、ドイツ人の観光客も少ない静かなところです。
穴場の田舎町に行きたい人にはぴったり。

