ドイツ旅行に行ったら、立ち寄ることの多いフランクフルト。
大都会のフランクフルトから少し足を伸ばせば、かわいい町や面白い街が目白押し!
半日の空き時間でも行けるところから、1日満喫したい街まで。いろいろ取り揃えましたよ~!
ぜ~んぶ、私が行ったところなので、率直な感想付きです。
Contents
- 1 フランクフルトから日帰り旅行を楽しむポイント
- 2 フランクフルトから一日満喫したい日帰り先
- 3 電車の乗り継ぎが不安な方は現地発着ツアーもおすすめ!
- 4 フランクフルトから半日で楽しめる!近郊の小さくて可愛い町
- 4.1 リンブルク(Limburg an der Lahn)|木組みの家が残る可愛い旧市街をのんびり散策
- 4.2 イトシュタイン(Idstein)|カラフルな木組みの家が並ぶ小さな宝石箱のような町
- 4.3 エルトフィレ(Eltville)|ライン川沿いのバラの町で癒される
- 4.4 バッハラッハ(Bacharach)|おとぎの国のようなワインの町を歩く
- 4.5 リューデスハイム(Rüdesheim am Rhein)|ワインと古城を楽しめるライン川クルーズの拠点
- 4.6 ブラウンフェルス(Braunfels)|まるで眠れる森の美女の城!中世の風景が残る町
- 4.7 ヴェッツラー(Wetzlar)|ゲーテゆかりの町と光学の街をめぐる
- 4.8 ヘルボルン(Herborn)|小さな中世の町並みが色濃く残る隠れた名所
- 4.9 ディレンブルク(Dillenburg)|オランダ王家ゆかりの歴史ある山間の町
- 4.10 ゲルンハウゼン(Gelnhausen)|神聖ローマ帝国時代の雰囲気が残る古都
- 4.11 ビューディンゲン(Büdingen)|城壁に囲まれたもう一つの“ローテンブルク”
- 4.12 ハーナウ(Hanau)|グリム兄弟の故郷を歩いてみよう
- 4.13 ミルテンベルク(Miltenberg)|メイン川沿いの木組みの街並みが美しい城下町
- 4.14 ミヒェルシュタット(Michelstadt)|中世の市庁舎が残る童話のような町
- 4.15 ヘッペンハイム(Heppenheim)|ワインの産地で古い町並みを歩く午後旅
- 4.16 ヴァインハイム(Weinheim)|2つのお城を望む丘の上の町で癒しの時間を
- 4.17 フロイデンベルク(Freudenberg)|白と黒の木組み家屋が並ぶ“モノトーンの町”
- 4.18 アルスフェルト(Alsferd)|赤ずきんちゃんの舞台にもなった童話の町
- 5 宿泊も楽しめる魅力的な町は?
フランクフルトから日帰り旅行を楽しむポイント
フランクフルトからは、電車やバスを使って気軽に中世の町並みや自然豊かな車窓を楽しめる日帰り旅が可能!
主要な町へは鉄道やバスを使えば、1時間〜2時間程度でアクセスできる場所が多く、ふらっと小旅行にもぴったり。
また、「ヘッセンチケット」や「ジャーマンレイルパス」などのお得な乗り放題チケットを使えば、交通費も節約できます。
✅ チケットは当日駅で購入もできますが、事前にアプリやオンラインでの予約がおすすめ。
【ジャーマンレイルパスを事前予約する(Klook)】
フランクフルトからデイトリップにおすすめのチケットについては別記事にまとめています。

フランクフルトから一日満喫したい日帰り先
まずは、1日かけて観光したい、大きめの街を紹介します。
どの街もフランクフルトから鉄道で乗り換えなく行けるので、海外旅行初心者さんにも安心。
- マールブルク →詳細
ドイツの公共交通機関を使うときに便利なアプリやサイトは別記事にまとめています。

マールブルク(Marburg)|おとぎ話のような坂の町で中世の雰囲気を楽しむ


メルヘン街道沿いの大学都市。
丘に広がる旧市街には美しい木組みの建物が連なり、歴史あるお城や大学、グリム童話のモニュメントなど、誰が行っても楽しめる要素がいっぱい。

ハイデルベルク(Heidelberg)|古城と学生の町でロマンチックなひとときを


ハイデルベルク城やハイデルベルク大学が有名な街。
しっとり石畳の、落ち着いた旧市街を歩くだけでも楽しいし、丘の上からセピア色の街を見下ろすのもオススメ。
マインツ(Mainz)|大聖堂と古書の街で味わうドイツの歴史


フランクフルトの隣街、郊外に位置するマインツ。
歴史的に教会の力が強かった街なので、ぜひ行っていただきたい教会が複数あります。
フランクフルトよりも安価で、交通面で便利な宿泊先としてもオススメです。

電車の乗り継ぎが不安な方は現地発着ツアーもおすすめ!
「海外の電車やバスに不慣れで不安…」という方には、現地発着の日本語や英語ツアーがおすすめ。
ガイド付きで観光スポットをしっかり巡れるうえ、移動もスムーズ。効率よく観光したい旅行者にもぴったりです。
🚍 【GetYourGuideでフランクフルト発の現地ツアーを探す】
🚍 【Klookでフランクフルト発の現地ツアーを探す】
📌 ライン川周辺やハイデルベルク、ローテンブルクなど人気スポットを巡るツアーも豊富です。
フランクフルトから半日で楽しめる!近郊の小さくて可愛い町
2時間程度の短時間観光で充分な小さな村もあれば、半日じっくり観光したい町も。
1日空き時間があれば、いくつかまとめて周れるので、田舎町周遊がおすすめです!
リンブルク(Limburg an der Lahn)|木組みの家が残る可愛い旧市街をのんびり散策


ラーン川の川辺に築かれた旧市街には小さくてかわいい家々が建ち並んでいる。
私的な小さな町ランキングではかなり上位に食い込んでくるお気に入りの町。
次に紹介するイトシュタインと合わせて周るのが効率的ですし、規模的にも最適です。

イトシュタイン(Idstein)|カラフルな木組みの家が並ぶ小さな宝石箱のような町


建物のかわいさの偏差値が高すぎるイトシュタイン。
本当に小さな町なのに、お城もあるし、塔もあるし。まるで絵本の世界のよう。
とはいえ、あまり観光地化されていないので、お土産屋さんや雑貨屋さんのようなウィンドウショッピングが楽しめるお店はほとんどありません。

エルトフィレ(Eltville)|ライン川沿いのバラの町で癒される


ライン川のほとりにある小さな小さなバラの町。
バラの季節には有名なバラ園だけでなく、町中に咲き誇ります。
有名なライン川下りに行く道すがら立ち寄れる立地なので、バラの時期にドイツに行かれる方は短時間でも寄ってみてくださいね。

バッハラッハ(Bacharach)|おとぎの国のようなワインの町を歩く



円錐屋根の壮麗なお城が見下ろすワインで有名な町。
このお城、シュターレック城は安くで宿泊できるユースホステルになっていて、予算がない旅人でもお城に泊まるという貴重な体験ができます。
お城の敷地には宿泊者じゃなくても入ることができるので、立ち寄って、お城見学とライン川の雄大な景色を堪能できます。
リューデスハイム(Rüdesheim am Rhein)|ワインと古城を楽しめるライン川クルーズの拠点



ライン川クルーズのはじまりの町として立ち寄ることが多い町。
町自体もワインやツグミ横丁、ブドウ畑を見下ろすゴンドラなど見どころが多くあります。
ブラウンフェルス(Braunfels)|まるで眠れる森の美女の城!中世の風景が残る町


今でも人が住むお城の見学ができる、ブラウンフェルス。
電車とバスの乗継が必要になるので、アクセス難易度が少々高め。
歴史好きさんなら絶対楽しめることでしょう。(私はめっちゃ楽しかった)

ヴェッツラー(Wetzlar)|ゲーテゆかりの町と光学の街をめぐる


ウロコ壁や木組みの家が建ち並ぶ旧市街が素敵な町。
紺色が多く使われているからか、落ち着いた雰囲気があります。
少し規模が大きめの町なので、お店やレストラン、カフェなどもたくさん。
町歩きだけではなく、ショッピングやカフェやレストランでの休憩も楽しめます。

ヘルボルン(Herborn)|小さな中世の町並みが色濃く残る隠れた名所



旧市街には近代的な建物が全然建っていなくて、どこを見ても、どこを写真におさめても、絵になる世界が広がっていました。
あまりにもカッコいい建物ばかりで、「やばいやばいやばいやばい…」と私のテンションが壊れてしまいました。
私的にお気に入りのかなり上位に入る町。

ディレンブルク(Dillenburg)|オランダ王家ゆかりの歴史ある山間の町



オレンジ公ウィレム1世が生まれた城がある町、ディレンブルク。
町の向かい側にある丘からはお城と旧市街がきれいに見渡せます。
旧市街の町並みとしては隣町のヘルボルンの方が好きでした。
ゲルンハウゼン(Gelnhausen)|神聖ローマ帝国時代の雰囲気が残る古都


立派な教会があって、お城の遺跡があって、木組みの家が並んだ旧市街があって。
なんともバランスのいい観光ができる町。
ドイツにわたって、初めての小さな町観光をしたのがここだったので、ドイツの町に免疫がなく、めちゃくちゃかわいいにあてられました。

ビューディンゲン(Büdingen)|城壁に囲まれたもう一つの“ローテンブルク”


ビューディンゲンにはドイツで最古の町並みが残っているのだそう。
旧市街はまるでテーマパークのようにひとつの完成された世界。
ゲルンハウゼンから鉄道ですぐなので、ぜひ両方巡ってください。
後悔はさせません。
私の中でかなりお気に入りの町です。
行きにくいけど、ぜひ行ってほしいなあ。

ハーナウ(Hanau)|グリム兄弟の故郷を歩いてみよう


グリム童話で有名なグリム兄弟が生まれた街。
とはいえ、彼らの生家が残っているわけではありません。広場に銅像があるくらい。
郊外のフィリップスルーエ宮殿は豪華なお城見学ができるので、気になる方は行ってみると良いですよ。

ミルテンベルク(Miltenberg)|メイン川沿いの木組みの街並みが美しい城下町




フランクフルトから訪れるにはちょっと遠いんですが、ドイツ人にかなり人気のある町です。
立派なお城や歴史的な旧市街、いくつかの門が残っています。
無料で見学できる薬学博物館があったり、老舗のビール醸造所があったり。楽しみ方はさまざまです。
ミヒェルシュタット(Michelstadt)|中世の市庁舎が残る童話のような町


とってもかわいい旧市庁舎が町の自慢。
しかし、一般公開はされていません。残念です…。
クリスマスマーケットがかなり評判がいいので、この時期にドイツに行ったら、ぜひ立ち寄ってみてください。
町自体は小さくて、2時間くらいの観光で充分まわれます。
ヘッペンハイム(Heppenheim)|ワインの産地で古い町並みを歩く午後旅




本当に小さな町。
可愛すぎる市庁舎がある広場を歩き、立派な教会をのぞき、小路を散歩する。
それくらいしかすることがないのに、それが楽しい。
町の横にそびえる丘の上には古城を利用したユースホステルがあります。
ヴァインハイム(Weinheim)|2つのお城を望む丘の上の町で癒しの時間を



二つの丘にそれぞれ古城が建っている、お城とともにある町。
ドイツ人観光客が思った以上に多くて、人気のある町みたい。ちょっとビックリしました。
町の中にもお城があって、そこは市庁舎として現役。
お城の裏庭と隣には植物園があります。どちらにもとても美しく花々が咲き誇っていて、そして、どちらも無料で鑑賞できました。
フロイデンベルク(Freudenberg)|白と黒の木組み家屋が並ぶ“モノトーンの町”



白黒のシックな家々が並ぶ景色が壮観なフロイデンベルク。
この景色をうつした写真、一度は見たことがあるのでは?
アクセスが悪いわりに、観光地というほどお店があるわけでも、レストランがあるわけでもないので、車で近くを走るなら立ち寄ってもいいかな。という感じのオススメ具合です。
アルスフェルト(Alsferd)|赤ずきんちゃんの舞台にもなった童話の町


とんがり屋根のかわいい市庁舎が町の中心にある、小さな小さな絵本の世界。
日本人観光客はおろか、ドイツ人の観光客も少ない静かなところです。
穴場の田舎町に行きたい人にはぴったり。


宿泊も楽しめる魅力的な町は?
日帰りだけでなく、時間に余裕があれば1泊してゆっくり滞在するのもおすすめです。
特に以下の町は、夜景が楽しめたり、観光の拠点として便利だったりと、宿泊先としてオススメです!
- ハイデルベルク:古城のライトアップや旧市街の夜の散策も素敵。
- マールブルク:静かな旧市街の夜散歩が楽しい。
- マインツ:フランクフルトより安く宿泊可能。交通も至便で便利。
ホテルを事前に予約して、安心して旅を楽しみましょう。空き状況や口コミを比較して、自分にぴったりの宿を見つけてください。