ドイツのマイナー旅行推進委員会の私です。みなさん、こんにちは。
今回は!北ドイツの穴場旅のご提案です~。
この記事は、
- 人とはちょっと違うドイツ旅行をしたい人
- 2度目以降のドイツ旅行を計画中の人
- とにかく可愛い町を知りたい人
に向けて書いております。
Contents
北ドイツのかわいい町5選
北ドイツの日本人にはあまり知られていない(と、私が思っている)かわいい都市や町を5つご紹介!
海に近いこの地域は、レンガ造りのどっしりした町並みが魅力。
そして、これらの町を巡るのに便利な拠点となる街も紹介します!
ツェレ(Celle)
ツェレの町の旧市街には、幸運にも戦災を免れたオリジナルの木組みの家々が残っています。
復元された町並みにはない、人々の暮らしと歴史ある町並みが融合した不思議な雰囲気があります。
この町の木組みの家々にはドラッグストアや服飾チェーンといった地元の人々向けの店が入居しています。
大抵こういった歴史的な町並みの建物には、観光客向けのカフェやら雑貨屋さんやらが入っているイメージだったので、ちょっとビックリ。
教会の塔にのぼれば、オレンジ屋根の町が一望。
360度絶景が拡がります。
ツェレへの行き方
リューネブルク(Lüneburg)
木組みの町として有名な観光地となっているリューネブルク。
今回紹介する町の中で私的に一番好きな町並みです。
レンガ造りの木組みの町並みは、日本人に大人気な南ドイツのかわいい町に並ぶ家々よりも重厚感があって、それでいて、レンガの赤と黒や茶の木の骨組みの組み合わせはかわいいのです。
給水塔からの眺めが最高!
…なんで、のぼった途端雨降りだしたんだろう。
リューネブルクへの行き方
ヴィスマール(Wismar)
少し離れたロストクの町と合わせて世界遺産に登録されています。
海に面した町で、港もあるし、シーフードのお店もあります。
ドイツの有名な港湾都市であるハンブルクやリューベックが川にしか面していないのに対し、ヴィスマールは海の港を持つ、れっきとした海辺の町。
世界遺産ですが、全然観光客は少なかったですね。
日本人は全く見ませんでしたし。
ヴィスマールへの行き方
ブレーメン(Bremen)
『ブレーメンの音楽隊』で彼らが目指した街、ブレーメン。
一行はブレーメンにたどり着くことなく、物語は終わりますが、メルヘン街道はブレーメンで終着となります。
例によって戦災で破壊された街ですが、中心部の一角が趣ある姿で復元されていますし、世界遺産に登録された市庁舎は立派な外観に、圧巻の内装です。
1日の観光で充分に楽しめる規模感でオススメです。
アーティストの工房や美味しそうなお菓子屋さん、雑貨屋さんに、カフェやレストランなど、覗きながらのそぞろ歩きが楽しいです。
この街がいかに貿易で成功して力と富を持った街だったのかをヒシヒシと感じることができました。
年老いたロバが主人に捨てられそうになり、ブレーメンで音楽隊を結成することを夢見て旅に出る。
途中で、同じように捨てられそうな犬、猫、鶏と出会い、彼らも音楽隊に加わる。
夜になり、彼らは森の中で灯りを見つたが、そこは盗賊の家。
協力して音を出し、盗賊を追い出した彼らは家を手に入れる。
最終的にブレーメンには行かず、その家で幸せに暮らしましたとさ。
ブレーメンへの行き方
リューベック(Lübeck)
世界史用語で有名な「ハンザ同盟」の盟主、リューベック。
かつてはバルト海貿易でブイブイ言わせてた町のはずですが、今は静かな田舎町という雰囲気です。
たくさんの船が行き来したであろう港も今は帆船がひとつ、ふたつ浮いているだけ。
半日で観光するのにピッタリのサイズ感で、美しい町を無理なく散歩したら、見どころを満喫できるでしょう。
リューベックへの行き方
北ドイツの拠点におすすめの街
ここからは観光の拠点としてオススメの街を2つご紹介します。
いずれも交通の要衝なので、公共交通機関で田舎町を訪れるのに便利です。
宿泊先予約はBooking.comが安いし、日本語で予約できるしで便利ですよ。
ハンブルク(Hamburg)
エルベ川に面した大きな街。
人口はベルリンに次ぐドイツ2番目。港湾都市として中世の時代から現代まで大活躍している活気ある都市です。
といっても、重要な街だったことで戦災をがっつり受けて、昔の雰囲気はあまりありません。
北ドイツの観光拠点としては便利ですが、観光地としては微妙かな。
立派すぎる市庁舎は内部もすごいので、ぜひ入ってみてください。
あとは、世界遺産に登録された一角もあります。
ハンブルクへの行き方
ハノーファー(Hannover)
ハノーファーも昔の面影はあまり残っていない街。
でも、北ドイツの中心的な都市なので、交通の要衝として拠点にすると便利です。
この街の市庁舎もまるで宮殿を思わせる外観で、内装も吹き抜けとカッコいい石のらせん階段が無料で見学できます。
街の中心から少し離れたところにはお城と広大なお庭、隣接する植物園があります。
春から秋の晴れた日にぜひ訪れてみてください。
ハノーファーへの行き方
北ドイツのおすすめの観光スポットをいくつかご紹介しました。
南ドイツのロマンティック街道などの町やお城とはまた雰囲気が違って、独自の雰囲気が楽しめますよ。
あと、ハノーファーのバウムクーヘン屋さんカカオシュトゥーべの本店もぜひ。