フランクフルトの近郊に位置する可愛すぎる旧市街が残る町。イトシュタイン。
日本人が大好きなローテンブルクにも負けない可愛さなのに、日本人の認知度は雲泥の差。
そんな穴場な素敵町、イトシュタインを今回はご紹介します。
この記事は
- フランクフルトの周辺で可愛い町を探している方。
- イトシュタインへの行き方を知りたい方。
- ドイツの穴場観光地を探している方
に向けて書いております。
Contents
イトシュタインってどんな町?
言葉で語るより前にまず、こちらの写真をご覧ください。
はい。分かりましたね?
こんな洗練された木組みの家々が残る町なのです。
ドイツには他にも木組みの家が残る趣ある町は多々あれど、ここまでデザインに凝った木組みの家が建つ町は他にないんじゃない!?というくらい、可愛いのです!
しかも、人が少ない!
観光客はもちろん、現地の人たちも多くありません。
こんなに可愛いのに、観光地化しておらず、人混みに揉まれないのも大きな魅力です。
- 行きやすさ ⭐️⭐️⭐️⭐️
- 町の素朴さ ⭐️⭐️⭐️⭐️
- 町並みの洗練具合 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 可愛いの広さ ⭐️⭐️
- 穴場感 ⭐️⭐️⭐️⭐️
イトシュタインへの行き方
イトシュタイン駅までの行き方
鉄道でフランクフルト中央駅からリンブルク(Limburg)行きのRB(快速列車)に乗車し、イトシュタイン駅(Idstein(Taunus))で下車。
所要時間は約30分。
頻度は1時間に1本程度。
のどかなローカル線なので、あまり速い列車ではないですが、運行頻度は1時間に1本と十分。
乗り換えもないので、ドイツの鉄道初心者にも優しい旅先です。
イトシュタイン駅から旧市街への行き方
駅前の道のすぐ先にあるロータリーに町の中心部にあるツーリストインフォメーションの案内があるので、迷いません。
駅から可愛い町並みが残る旧市街までは坂道を下って、徒歩5〜10分。
駅から町が近いのはとてもありがたい。
その坂道の両側には瀟洒なお屋敷が並んでいて、そこを歩くのもまた楽しいです。
イトシュタインの見どころ
イトシュタインには魔女の塔やキリンガーハウス、お城といった目を引くランドマークがいっぱい。
歩くだけで楽しい町ですが、いくつかある見どころをご紹介しますね。
- 可愛い旧市街
- キリンガーハウス
- 魔女の塔
可愛い旧市街
この町の真髄にして、真骨頂である旧市街。
右を見ても、左を見ても小さな木組みの家々が建ち並ぶ道ばかり。
今でも住人の方々が住む住宅なのですが、中には塔やお城といったおとぎ話に出てきそうな建物も!
その多くが今も公的機関や学校として使われているので、入ることは叶いません。
しかし、外観を眺めながらのお散歩で十分楽しくイトシュタインを満喫できるので心配無用です。
広場周辺はカフェやレストラン、ホテルなどが集中しています。
休憩やお腹が空いたらここで欲求を満たしましょう。
そして、広場からのびる横道に入ってしまえば、そこは地元の人々の生活の場。
そこもやっぱり、小さな木組みの家々が並ぶので、とても見栄えがいいのですが、どこか素朴でゆったりした空気が流れます。
イトシュタインは本当に小さな町なので、全ての道を歩いて周ることができます。
のんびりお散歩を楽しんでください。
キリンガーハウス
キリンガーハウスはイトシュタインの町の中心広場に建つ、おそらくイトシュタインの木組みの家の中で1番美しい建物。
この写真の左端です。
凝った装飾、美しい切妻屋根。広場の中でも一際目を引きます。
この建物は観光案内所になっています。
ここでは下で紹介する“魔女の塔”の鍵が借りられます。
魔女の塔(“Hexenturm Idstein“)
魔女の塔は駅から旧市街までの道の途中からでも見える高い塔。
町の散策をしているときもいろんなところから見える、ランドマークです。
なんと!
魔女の塔は登ることができます。
ただ、常時開放されているわけではなく、営業時間中にキリンガーハウス内の観光案内所で鍵を借りて入るというシステムになっています。
私はこれを知らずに日曜日の午前中に行ってしまったんですよね…。
Googleマップで検索すると塔の上部から撮影したであろう写真が出てきます。
どれも素晴らしい景色なので、絶対に忘れず登ってください!