フランクフルトから日帰りで気軽に行ける街。今回はハーナウの紹介です。
グリム童話を編纂したことで有名なグリム兄弟の生まれた街であり、メルヘン街道の起点となる街でもあります。
フランクフルトから鉄道で30分ほどで行けてしまうので、デイトリップの目的地としていかが?
この記事は
- フランクフルトからの日帰り旅行先を探している方
- グリム童話やグリム兄弟に興味がある方
に向けて書いております。
Contents
ハーナウってどんな街?
フランクフルトの20km東に位置する、比較的大きな街です。
グリム兄弟の生まれた街として知られ、ドイツの観光街道の一つ、メルヘン街道街の起点です。
街の中心、マルクト広場には彼らの銅像が設置されています。
街はフランクフルトの近郊都市なので、田舎町ではありません。
戦災の被害を受けているので、あまり情緒的な街並みではないです。
- 行きやすさ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 町並みの洗練具合 ⭐️⭐️
- お店の多さ ⭐️⭐️⭐️⭐️
- 可愛いの広さ ⭐️
- 宮殿の楽しさ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
ハーナウへはどうやって行くの?
鉄道でフランクフルト中央駅からフルダ(Fluda)行きのREで約20分。
近郊路線のS-Bahnも走っているので、S9線のハーナウ行きで35分くらいで到着できます。
ハーナウの駅から街の中心部までは約2km。
歩けなくはないですが、バスやトラムに乗ることも検討してください。
ハーナウの見どころ
ハーナウの見どころといえば、
- グリム兄弟の銅像(マルクト広場)
- 金細工博物館(Deutsches Goldschmiedehaus)
- フィリップスルーエ宮殿(Schloss Philippsruhe)
ハーナウは第二次世界大戦で被災しているので、あまり昔の街並みが残っていません。
でも、フランクフルトよりも治安がいい街なので、お買い物を楽しむには良さそう。
街の中心部には大小様々なお店が立ち並び、ショッピングモールもあるので、とても活気のある街です。
グリム兄弟の銅像
やっぱり、ハーナウといえばこの2人ですよね。
街の中心、マルクト広場に堂々と鎮座しています。
私がハーナウを訪れた土曜日はマルクト広場で青空市が開かれていました。
たくさんの野菜やフルーツ、チーズやお花などなどたくさんのものが売っていて、見ているだけで楽しい!
ソーセージやハンバーガーの屋台も出ていたので、お昼ご飯はこちらで。
で、でーん。
メルヘン街道の起点の街なのに、彼らに関するものはあまり多くはありません。
広場の近くに彼らの生家跡が残っているくらい。
金細工博物館
広場に面した木組みの大きな建物。
ハーナウ中心部にある数少ない木組みの映える建物が、金細工博物館。
特に中は興味がなかったので、(実際あまり広くないようですし)入りませんでした。
グリム兄弟の信号
マルクト広場から金細工博物館に至る途中の歩行者信号にグリム兄弟を発見。
細かすぎて、パっと見、何か分からなかったのですが、たぶんグリム兄弟…ですよね。
ヘンゼルとグレーテルじゃないよね。
以下で紹介するフィリップスルーエ宮殿の前の歩行者信号もグリム兄弟でした。
フィリップスルーエ宮殿
街の郊外に位置するので、中心部や中央駅からはバス移動が必要になりますが、ぜひに行って欲しいのがフィリップスルーエ宮殿。
お城はハーナウの歴史博物館とグリム童話やグリム一家の博物館になっています。
もちろん、お城なので、お城の内装や調度品も必見。
表の庭も綺麗にされていますが、裏の庭も広大で、宮殿然とした外観のため、ウェディングフォトを撮っているカップルも。
入場料はこちら。
- 大人 5ユーロ
- 学生など各種割引対象者 4ユーロ
- 子ども 無料
開館時間はこちら。
- 火曜日から日曜日(月曜日は閉館)
- AM11時〜PM6時
宮殿周辺の街並み
宮殿の周囲には木組みの可愛い家々が少し残っています。
ハーナウで最もお散歩が楽しい空間ではないかしら。
宮殿を見学してすぐにトンボ帰りせずに少し周りを歩いてみてください!
グリム兄弟の歩行者信号が宮殿前にもあることですし。
結論。ハーナウはゲルンハウゼンと周るべし。
宮殿の見学をしても、ハーナウ観光は半日で充分楽しめます。
ハーナウの近くにある木組みの家やお城が素敵な田舎町、ゲルンハウゼンも必見です。
ハーナウはぜひ、ゲルンハウゼンとセットで周るのがおすすめ。
ちょうど1日で周り切れる規模感、距離感ですし、郊外の街と田舎町の両方を楽しむことも比較することもできます。