ヨーロッパの初夏、5月から6月はバラの季節。
からっとした空気に夜遅くまで明るい、この最高の季節にバラを見に行きませんか?
ドイツのフランクフルト郊外、エルトフィレという小さな町がバラの町として有名だと聞いたので、行ってみました。
バラ園があるお城も町並みも美しく、お散歩をしているだけでとても楽しい町でしたよ!
この記事は
- フランクフルトから日帰り旅行先を探している方
- ドイツの美しいバラを見たい方
に向けて書いております。
Contents
エルトフィレってどんな町?
フランクフルトの西、40㎞に位置するライン川沿いの町。
フランクフルトから電車1本、乗り換えなしで行けるので、海外旅行初心者さんでも気軽に足を運べてとてもおススメです。
バラの季節になるとその美しい花々を見ようとたくさんの人々が訪れます。
ライン川沿いに広がるこの町は、その昔選帝侯が暮らした城やバラ園、かわいらしい旧市街…と、魅力満載。
友人と連れ立っていったのですが、美しい花々を前に友人ほったらかしで写真を撮ってしまいました。
フランクフルトからのアクセス方法
エルトフィレへのアクセスは非常に簡単です。
フランクフルトからわずか40km、電車1本で乗り換えなしで行けちゃいます。
フランクフルトを観光する予定の方や海外旅行が初めての方にとっても、気軽に足を運ぶことができるでしょう。
- Step1Frankfurt中央駅RB10(Assmannshausen行き、Neuwied行き、Kaub行きなど)
ヴィースバーデン(Wiesbaden方面)です。 - Step2Eltville駅下車
駅前のバーンホーフ通り(Bahnhofstraße)を南進 - Step3ローズガーデンエルトフィレ駅から徒歩5分ほど
2時間ほどあれば、町をゆっくり観光できてしまうので、ライン川クルーズの寄り道やケルンへ行く途中など、旅程に余裕があれば立ち寄ってみては?
エルトフィレの美しいバラ
エルトフィレ観光の目玉、選帝侯城(Kurfürstliche Burg)にあるローズガーデンはバラの時期になると色とりどりのバラが咲き乱れます。
なんと!入場は無料。
丹精込めてお世話されている、美しくてたくさんのバラたちを無料で見ることができるなんて太っ腹!
白い塔が美しい、選帝侯城の内部は博物館になっています。
塔の上からはエルトフィレの町とライン川が織りなす美しい景色を眺めることができます。
また、城の中には観光案内所も入居しているので、ここで町のマップを手に入れて、お散歩に繰り出すと良いですね。
エルトフィレで楽しむ町歩き
ローズガーデンでバラを堪能したら、エルトフィレの旧市街を歩いてみましょう。
バラの季節になると、エルトフィレの町全体が花で彩られます。
さすがバラの町。
町を歩けばそこここにバラが大輪の花を咲かせています。
小さな町ではありますが、曲がりくねった細い道の両側に木組みの家々が建っていて、とってもかわいい!
旧市街では、曲がりくねった細い道の両側に木組みの家々が建ち並び、まるで絵本の中に迷い込んだような雰囲気を楽しむことができます。
訪れる人々を魅了するその風景は、まさに絵画のような美しさ!
ライン川沿いのエルトフィレ
私が訪れたのは5月の祝日。
お休みのドイツ人たちはライン川沿いの遊歩道を散歩したり、友達同士でピクニックしていたり、のんびり休日を満喫している人がたくさんいました。
ローズガーデンや旧市街を散策したあとは、ライン川を望むレストランでの食事はいかが?
ビールやエルトフィレ名産の白ワインを楽しみながら、美しい景色を眺めながらの贅沢なひとときを過ごすことができます。
ライン川をわたる涼しい風が心地良いですし、ドイツを満喫してる実感が湧くこと間違いなし!
さいごに。まとめとこぼれ話
エルトフィレはバラの季節にドイツへ行くなら、ぜひ立ち寄ってほしい町!
あまり観光に時間がかかる町ではないので、少し時間が余りそうな日程にねじ込んででも行ってほしいなと思います。
バラの季節なら、曜日関係なく楽しめるので、日曜日や祝日のようなお店が閉まっちゃって観光が楽しめない日の訪問もオススメです!
オススメの宿泊地
エルトフィレはとても小さな町なので、ここで探すよりも近くの大きな街、マインツやヴィースバーデン、フランクフルトに宿をとって、日帰りするのが便利です。
いずれの街も交通の便がいいので、ドイツ旅行の拠点に最適です。
エルトフィレのベストシーズン
エルトフィレを訪れるなら、バラの季節一択!
バラの季節である5月の下旬から6月いっぱいがエルトフィレもベストシーズン。
爽やかな風が吹き、お天気がいい日が多いので、町歩きやバラ園散策を存分に楽しむことができます。
ローズガーデンやお城は無休なので、曜日や祝日かどうかにかかわらず訪れることができます。
正直、私が訪れた5月の半ばではバラの時期には少し早かった。
充分楽しみましたが、「バラの全盛期を見たかったな」と、少し不完全燃焼気味にはなりました。