ウズベキスタンのお土産はどんなものがあるのでしょう。
いくらくらい?どこで買えばいい?そんな疑問にお答えします。
2024年10月にウズベキスタンで実際に買ってきたものや価格を大公開!
かなり安いですよ!!
Contents
手工芸品のお土産
スザニ
ウズベキスタンの伝統刺繍である「スザニ」は、カラフルな色使いやデザインが特徴的です。
色鮮やかで、ウズベキスタンの伝統的な工芸品なので、女子へのお土産に最適!
小型の刺繍入り雑貨なら5ドル程度。
大きなバッグ等になると10ドル~で、大型の壁掛けやベッドカバーは150ドルを超えるものも。
特にブハラのものが可愛い柄が多く、オススメです。
地方によって柄や雰囲気が異なるので、気に入ったものがあったら、迷わず購入が正解です。
ヒヴァで買ったポーチは、1つ2ドルという破格具合。
おまけに、まとめ買いで少し安くしてくれました。安すぎる…。
中にはウズベキスタンの伝統的な織物が使われていて、死角なし。
ブハラで買ったこちらのポーチは言い値、一つ5ドル。
まとめ買いで、4ドルに下げてもらいました。
どの街でも見かけたこの小さなリュックたち。
刺繍やデザイン違いでいろんな種類があります。
ヒヴァでは言い値10ドル、購入金額8ドルでした。
ブハラではセールをしていて、なんと4ドルにお値引きされていました!
ヒヴァで買ったこちらのトートバッグは、15ドル(200,000スム)
サイズはこんなに大きいです!
銀細工
ブハラで発達している銀細工。
とてもお手頃な価格で本格的なシルバーのアクセサリーを購入することができます。
ピアスやブレスレット、ネックレスなどがあり、10ドル~と手が出しやすいお値段なのが、ありがたい。
クオリティの高さとウズベキスタン独特のデザインも魅力です。
私が購入したお店では、重さを計って値段を教えてくれたので、本物のシルバーなのだと思います。
こちらのピアスで150,000スム(約1,783円)。
コウノトリのはさみ
ブハラで有名な、鳥の形をしたはさみ。
とても可愛い形をしていて、切れ味も抜群。
材質や大きさなどによってお値段はさまざまです。
機械製(マシンメイド)の小さなはさみは10ドルまで値引きしてもらえました。
ハンドメイドの質の高いはさみは20ドル前後で、値引き交渉は難しかったです。
スカーフ
シルクやカシミア、ラクダといったさまざまな材質のスカーフが売られています。
刺繍が入った可愛いものから、お洒落な柄の織物まで自分好みのものを探すのが楽しい!
女性は、モスクに入るときに髪を隠すためのヒジャブが必要です。
現地でお気に入りを見つけて使うのがオススメ!
材質や刺繍の有無によって5ドル~20ドルでした。
私が購入したシルクのスカーフ。12ドルでした。
店舗によっては5ドルという声も聞こえたので、吹っ掛けられたかもしれません。
お気に入りの柄。可愛いので許します。
ラクダの毛で作られたスカーフ。
とっても柔らかい肌触りで、あたたかいです。
16ドル(200,000スム)
服飾雑貨
ウズベキスタンの伝統的な織物や衣装もとっても魅力的なお土産物。
日本に帰ってきてから着るには主張が強いものもありますが、シンプルなデザインや雑貨であれば、使いやすいものも。
デザインやハンドメイドかどうかによって、値段の幅がありますが、10ドル~30ドルが相場です。
編み物
ヒヴァのお土産屋さんでは、店先で店主のお姉さんたちが熱心に編み物をしています。
赤ちゃん用の小さな靴や、あたたかそうな室内履きも。
もちろん完全ハンドメイド。
こちらの大人用室内履きは6ドルで購入しました。
ラクダの毛を編んだ、THEラクダ色のチョッキや靴下も売られています。
あまりにジジ臭くて笑ってしまいました。
ラクダの毛で作られた靴下もよく売られています。
手縫いではないですが、3ドルとお安かったので、購入しました。
木工細工
ウズベキスタンには、柱や扉の彫刻技術が受け継がれていて、それを活かした木製の小物入れやブックスタンドなどの木工細工が売られています。
とても美しい彫刻が施されており、まるで芸術品。
お値段は10~50ドルほど。
ヒヴァでは実際の彫刻工房も見学可能です。
リシタン陶器
ウズベキスタン東部のリシタンという街で作られる有名な陶器。
手書きの美しい柄と青や緑の鮮やかな発色が特徴です。
どの街のお土産屋さんや市場にもたくさん並んでいますが、質もお値段もピンキリ。
裏面にサインがあるものが高品質。
1個あたり10~30ドルが目安。
セール品は3ドルくらいからありました。
色鮮やかな陶器が並んでいるのを見るだけでも楽しい。
食品系のお土産
ドライフルーツやナッツ
ウズベキスタンの市場やスーパーには、ドライフルーツやナッツが山盛り。
日本より、かなりお安く売られています。
アーモンドやカシューナッツ、くるみ、レーズンやアプリコット…。
珍しいものでは、ドライメロンのレーズン巻きなんかも。
市場でドライフルーツのお店の前を通りがかると、かなりの勢いで呼び込みがかかります。
私はサマルカンドの市場でドライフルーツを買いました。
レーズンやアプリコットは「サマルカンド製だよ」とのこと。
たくさん試食させてもらえるので、気に入ったものだけを量り売りで購入することができます。
衛生面が不安な人はスーパーの個包装になっているものがオススメ。
値札がついているので、価格交渉もいりません。
サマルカンドのシヨブバザールで購入したドライフルーツたち。
レーズン(黒)250g、アプリコット500g、レーズン(黄)250g、いちじく500g。
合計で155,000スム(約1,842円)でした。
特に黄色いレーズンとアプリコットがお気に入り。
スパイス
ウズベキスタン料理にはスパイスが欠かせません。
市場では、クミンやサフラン、ミックススパイスなどが良いにおいを漂わせていて、お土産にピッタリ。
スーパーには、ウズベキスタン料理を再現できるミックススパイスが、便利な小包でこんなにたくさん。
見ているだけで楽しくなります。1袋100~200円くらい。
気になるものを買って、日本で再現するのも良いですよね。
シャシリクというウズベキスタンのお肉料理に使うミックススパイスを、小さなカップに2杯、3ドルで購入しました。
お茶
ウズベキスタンはお茶大国。
レストランでは、ミネラルウォーターより安いお値段で、大きなポットいっぱいのお茶が提供されます。
大衆食堂ならポット1杯、100円未満。
緑茶や紅茶の他、さまざまなハーブティーやフレーバーティーが揃っています。
自宅でのリラックスタイムに最適。
15,000~30,000スム(約200~350円)の価格で手軽に買えるのも嬉しいですね。
市場でもたくさん売っているのですが、雨に濡れる売り物の茶葉を見てしまったので、私はスーパーで購入することにしました。
左上から
ロシアのメーカー。
ウズベキスタンのメーカー。
ロシアのメーカー。
スリランカのメーカー
ウズベキスタンのメーカー。
お土産購入にオススメの場所
ウズベキスタンのお土産は地域によって特徴が異なるため、気に入ったものがあればその場で購入を決断するのがベストです。
また、ハンドメイドを扱っている店舗が多いので、そのお店で、今しか買えないという商品も多数。
パッと見だと似たようなお店、商品に見えますが、一期一会だということをお忘れなく!
サマルカンド
サマルカンドのお土産屋さんは、タシケント通り沿いの大きな店舗でやっているお店と、観光地の内部で小さなお店がやっているスタイルの二つでした。
観光地の中の店舗は比較的、店員さんのオシが強め。
大きな店舗は、店員さんの勧誘があまり強くなく、ウィンドウショッピングが安心してできるので、気になるお店にだけ入れます。
サマルカンドのお土産屋さんは他の都市と比べて、お洒落なデザインが多い印象。
Ikat Boutiques Cafe & Restaurantがオススメ。
こちらのお店は日本人のオーナーさんが、製品開発も手掛けているので、日本人の好みにハマる、ここでしか手に入らない雑貨があります。
サマルカンドの観光地ど真ん中にあるので、立ち寄りやすいのもGood!
ブハラ
ブハラは街中がお土産屋さん。
街を歩くだけで、銀細工やコウノトリのはさみ、刺繍品が目に飛び込んできます。
歴史的なマドラサの中も、大部分がお土産屋さんになっています。
サマルカンドと違い、入場料がかかるところにあるお土産屋さんはアルク城以外はほぼありません。
値段比較や店舗を見比べてからの購入も可能なのが嬉しいです。
店員さんのオシは強めですが、店舗ごとにこだわりの強い商品やオリジナル商品が多いです。
ヒヴァ
ヒヴァは城壁の中、イチャンカラを歩けば、小さな露店が所狭しと並んでいます。
店先に並んでいる商品はあまり多くありませんが、奥の店舗内にもたくさん商品があったり、色違いや柄違いがないか聞いたら出してくれることも。
「値段聞きたいだけ」「見てるだけ」でも、放してくれないこともあるので、強い意志を持って挑んでください。
土日は観光客が増えて、店員さんが忙しくなるので、あまり構われなくて、落ち着いてお店をのぞくことができました。
タシケント
帰国前のお土産探しをタシケントでしたい人も多いはず。
食品関連のお土産はチョルスーバザールやタシケントのスーパーで、旅の最後にまとめ買いがオススメ。
- チョルスーバザール:お土産にぴったりなドライフルーツやナッツ、お茶を扱うお店や、手工芸品のお土産品を扱うお店もあります。
- スーパー:衛生面が不安な方はスーパーで買えば、しっかりしたパッケージですし、値札もついているので、楽で、安心な買い物ができます。
手工芸品のお土産物は、地域性が強いので、タシケントでは買い足す程度がいいですよ。
Human House(雑貨店)がオススメ!
ウズベキスタンの雑貨を扱うセレクトショップ兼、工房で、とてもセンスのいい雑貨が買えます。
値札がついているので、価格交渉しないでいいのも嬉しい。
注意
ウズベキスタン独特のお買い物文化があるので、ちょっとビックリしちゃうかも?
知っておきたい注意事項をお伝えします。
購入時の交渉
あまり込み入った英会話は出来ないと思っていてください。
なので、「見ているだけ」とか、「値段を知りたいだけ」と伝えてもしつこく勧誘してきます。
いらない場合はNOとしっかり断りましょう。
「手縫い(ハンドメイド)か機械製(マシンメイド)か」を本当のことを言っているのか、ちょっと真偽不明です。
品質に納得できるものを、自分の目で選びましょう。
値段は店員さんに聞く必要があります。
値段交渉も文化なのかもしれませんが、正直面倒です。
クレジットカードの使用
とくに市場やヒヴァ、ブハラの露店は使えません。
ウズベキスタンスムの現金をご準備ください。
お土産屋さんでは、米ドル、ユーロ、であれば現金払いが可能です。
1ドル=1ユーロなので、ユーロでの支払いは割高になるので要注意です。
現金を持っていきたい場合は事前に米ドルに両替のうえ持っていきましょう。
私はクレジットカードの海外キャッシングですべて対応しました。
キャッシングができるクレジットカードかどうか事前に確認しておきましょう。
申し込みが必要な場合があります。