ウズベキスタンの世界遺産の町・ヒヴァは、中世の雰囲気が今も色濃く残る、素敵すぎる町。
特に旧市街「イチャン・カラ」の内側は、まるでタイムスリップしたかのような幻想的な景色が広がります。
そんなヒヴァをじっくり楽しむには、宿泊する場所選びがとても重要。
朝晩の静かで、幻想的な雰囲気を味わうにはイチャン・カラに宿泊するのがベスト!

ウズベキスタンは物価が安いので、観光地の中心に泊まっても5,000円くらいで充分素敵なホテルに泊まれますよ!
この記事では、実際に泊まってよかった&泊ってみたかったおすすめホテルを3つ厳選してご紹介!
旅行計画にぜひお役立てください。
この記事は
- ウズベキスタン旅行を計画中の方
- ヒヴァのホテル選びにお困りの方
に向けて書いております。
ヒヴァのホテルはイチャン・カラ内が断然おすすめ!

ヒヴァ観光の中心は、城壁に囲まれた旧市街「イチャン・カラ」です。
見どころのほとんどがこのエリアに集中しており、ホテルもイチャン・カラ内に位置するものが多数あります。
観光の効率や雰囲気を重視すると、イチャン・カラに宿泊する一択です!
逆にイチャン・カラから少し離れると、街灯が激減し、治安面が不安になるので注意です!
充実した観光をするためにも宿泊場所には妥協しないで。
ヒヴァのホテル相場|コスパ良しで朝食付きも!
ウズベキスタンは日本よりも物価が低いので、ホテル料金もとてもリーズナブル。
たとえば2人で宿泊する場合は、1泊8,000円(1人あたり約4,000円)程度で快適なホテルに泊まれます。
1人旅でも5,000円前後で朝食付きの清潔な宿が見つかります。
「せっかくの旅だから、少し贅沢したい」という方は、1泊10,000円(2人)ほど出せば、ラグジュアリーな雰囲気のホテルが見つかります。

予約時の注意点|客室数と支払い方法に要注意!
イチャン・カラ内の宿は一部を除いて、家族経営のこじんまりとしたホテルが多いです。
客室数が少ないので、気になるホテルはなるべく早めに予約しましょう。
また、ウズベキスタンのホテルはクレジットカードに未対応のことが多いです。
現地で困らないように予約時にしっかり確認するか、多めに現金を準備しておくと安心。

ヒヴァのおすすめホテル 3選
ここからは私が実際に泊まって良かったホテル、泊まりたかったホテルを3つご紹介します。どれもイチャンカラに位置していて、観光に便利な立地です。
イスラム・ホジャ(Islam Khodja)
「イスラム・ホジャ(Islam Khodja)」は、イチャン・カラのほぼ中心に位置する家族経営のホテル。世界遺産の中に泊まれるうえ、観光の合間に部屋に戻って休憩できるのが便利でありがたかったです。
ホテルのご主人やそのご家族はとても親切で、筆者が諸事情で別のホテルに移動する際も、次の宿への送迎を申し出てくれるなど、ホスピタリティの高さが◎。

朝食はバイキング形式で、必要十分なラインナップ。
朝食より早く出発するときは、事前にお願いしておくとお弁当を作ってくれます。

お茶やコーヒーはいつでもセルフサービスで飲むことができ、気持ちのいいテラスで過ごすこともできます。

客室は広くはありませんが、水回りは清潔でシャワーも問題なく使え、冷蔵庫も完備。
シンプルながら快適に過ごせる設備が整っています。

イチャン・カラ内でリーズナブルに泊まりたい方や、アクセス重視の旅行者にぴったりの宿です。
ハンズ・パレス・ホテル(Khans Palace Hotel)
イスラム・ホジャに連泊できず移動したのがこちらの「Khans Palace Hotel」。
イチャン・カラ内にある、比較的新しいホテルです。

外観も内装も新しく、部屋の水回りを含めてどこを見ても、とても清潔。
お風呂やトイレ、洗面などもしっかりメンテナンスされていて、快適に滞在できます。


受付ではオーナーのご家族があたたかく迎えてくれました。英語も堪能で、観光やトラブルの相談もスムーズにできるので、個人旅行にも安心です。
特に気に入ったのが、屋上テラス。
イチャン・カラの展望台がオープンする前の早朝でも、高台から日の出を眺めることができる絶景スポットです。
誰にも邪魔されず、朝の静けさの中で染まるヒヴァの街並みは、旅のハイライトになること間違いなし。

朝食にはフレッシュなフルーツや温かい料理が並び、バランスの良い内容。
朝からしっかり食べて、観光のための英気を養えます。

オリエントスター・ヒヴァ・ホテル(Orient Star Khiva Hotel – Madrasah Muhammad Aminkhan 1855)

最後にご紹介するのは、神学校だった建物に宿泊できる素敵ホテル。私は予約が取れず、悔しい思いをしました。
ホテルの建物は1855年築のマドラサ(神学校)で、外観・中庭・客室に至るまで歴史の趣たっぷり。
観光スポットそのものが宿泊先になる贅沢さは、他のホテルにはない特別感です。

お部屋は広くはないものの、改装されていて清潔・快適。
天井の装飾や木製家具など、内装や調度品には伝統的な雰囲気が残されており、気分が高まります。
客室数は比較的多いものの、人気のため早期予約必須。
今回は予約が取れず宿泊は叶いませんでしたが、お願いして中庭だけ見学させてもらい、その美しさに感動しました。
歴史的建造物に宿泊するという、非日常の旅体験をしたい方にぴったりの一軒です。

ヒヴァで素敵なホテルを見つけるコツ
20カ国以上を個人旅行で巡ってきた筆者が、ヒヴァでのホテル探しのポイントを伝授します。
今回紹介したホテル以外にも、ヒヴァには魅力的な宿はたくさんあるはず。ご自身にぴったりの宿を見つけるヒントになれば幸いです。

Booking.comを使う
海外の宿探しには、Booking.comを愛用しています。
日本語で検索・予約ができるのが大きなメリット。
さらに、何度か利用するうちにアカウントレベルが上がると、割引や客室アップグレードの特典を受けられることも。
旅好きにはうれしい仕組みです。
地図検索でイチャン・カラ内を狙う
ヒヴァでは立地がホテル選びの鍵。
世界遺産「イチャン・カラ」内に泊まれるかどうかで、観光のしやすさも朝夕の雰囲気の楽しみ方も大きく変わります。
Booking.comでは地図検索機能を活用して、イチャン・カラの城壁内にあるホテルを絞り込むのがおすすめです。
クチコミ評価は意外と信頼できる
「Booking.comのクチコミ評価は信用できない」と言う方もいらっしゃるのですが、私の経験上、Booking.comの評価はかなり参考になります。
ヒヴァではサービスの良い宿が多く、評価も全体的に高め。その中でも「評価9.0以上」のホテルを選ぶと、ハズレはないと思います。
